自分を知るほどに相手を理解できる

長らくカウンセリングを学んでいると、そこにゆるぎのないひとつの法則を見出すことができます。

それは、自己理解を深めただけ、相手を理解することができる、ということ。

そう

自己理解を深めることと

相手への理解を深めること

両者は面白いほどにぴったりと、連動しています。

実際に、カウンセリングをして決まって行き詰ってしまう、カウンセラー側のパターンがあるとします。

そんな時は、カウンセラーは指導者から教育分析(※)を受け、その行き詰まるパターンがカウンセラーのどのような、心の癖から来ているかを見ていきます。

※教育分析とは、トレーニングの一貫として、カウンセラー自身が心理療法を受けること。

そして、そこでカウンセラーがなぜ躓いているかへの理解を深めると、面白いことに、それまでヴェールがかかったように見えにくかった相手を見ていくときの筋道が、スーッと見えていくようになったりします。

こんな風に、カウンセリングを学び、腕を上げていくプロセスは、そのまま、自分の心の癖を知り自分という人への理解を深めていくプロセスそのものなのです。

◆カウンセリング入門講座◆

今回初めて開講する、カウンセラー養成講座。

そのうちの入門編、“カウンセリング入門講座”の案内ができました。

心理学の知識のない方も一から学んでいただけるカウンセリングの基礎をお伝えする講座です。

カウンセラーを目指す人だけでなく、コミュニケーション力を上げていきたい方、相手とより深く理解し合いたい方も、また、自分をよく知り、自分との関係を深めていきたい方にも、是非受けていただきたい講座です。

わたしの講座の特徴は、カウンセリング理論に人間存在の捉え方も組み入れているところ。

ひとりの人間として、相手と対峙していくための在り方から具体的なやり方まで、わたしのカウンセリング人生で得てきたものを詰め込んで濃密にお伝えしていきます。

この11月から共に学び、成長していく仲間として、一緒に進んでいきましょう。

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