2024-12-26

わたしのカウンセリング人生

大学を卒業して最初のわたしの職場は、総合病院でした。

そこで待っていたのは、無力感と挫折の体験。

大きな喪失体験をして、苦しみを抱えている人を目の前に、それまで学んできた知識はまるで役に立たなくて、自分がいる意味が見いだせずに、無力感で途方に暮れました。

そして、もっと嫌だったのが、死を目前とした人を前に、どこか腰が引けてしまう自分でした。

自分もいつかは死ぬひとりの人間なのに。

その時に、心の底から求めたのは、自分の存在をかけて目の前の人と対峙できる人でありたい、ということでした。

1人の人間として、相手と正面から向き合える人になりたかった。

それから20年経とうとしている今、先日の講座で、講師をしている自分を客観的に見て、ふとこの人なら任せてもいいと思えるかも、と、思えたの。

そして、ずっとなりたいと思っていた自分に、今なれているんじゃないかなって。

いただいた写真を見ながら、なんだか泣けてきました。

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カウンセリング入門講座は、今週末に最終回を迎えます。

来年2月からは、受講してくださった方の中からさらに学びを進めたい方のために、10か月間のカウンセラー養成講座を開講します。

そのメンバーもほぼ決まりつつあり、人とかかわるための心の理論や自己理解、そしてカウンセリング技術をじっくり学び深めていきます。

こうして、自分が学び育んできたものを全投入していく講座を受け取ろうとしてくれて、一緒に進んでくださる方がいてくれること、本当に嬉しいです^^


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