重い・軽いのお話
今月からパーソナルトレーニングをはじめたのですが、トレーナーさんとのお話がとても面白く、勉強になるのです。
今日は、そのやりとりの中で、印象的なお話をひとつしたいと思います。
彼によると、トレーニングの効果というのは、トレーニング中にどれだけ追い込めるか、つまり、もうこれ以上できないというくらいに、少しも余力なく筋肉を使い切ることが大事なのだそうです。
そこで、少し手を抜くと、筋肥大もそれなりになってしまうのだそう。
なので、筋トレの効果をどれだけ出せるかは、詰まるところマインドが大切なのですって。
極限状態の時に、いかに
“いける!”
“できる!”
と思えるか。
彼は自分のトレーニングの際に、200kg超(!)のダンベルを持ち上げる極限の状態で
“軽い軽い、いける”
と思うのだそうです。
すると、すごく苦しい状態でも、持ち上げることができるのだそう。
わたしのトレーニングの時も、彼とは比べものになりませんが、限界ぎりぎりまで追い込むメニューを組んでもらったのですが
やっていて“きっつーい!”と思っている時って、知らず知らずのうちにかかっている負荷を“重い”と思っているのですね。
そこでトレーナーさんが
“これは空気と思って!いけますよ!”
と声をかけてくれたのですが、なんとそう言ってもらえると、スッといけたのです。笑
よく考えてみると、“重い”とか“軽い”って、事実ではなく解釈ですよね。
そして、例えば今回のトレーニングでいうと、“重い”とか“きつい”と解釈して、遂行をあたかも難しいものにしているのは、他の誰でもなくわたしだったんだなぁと思ったのです。
そしてこれって、普段のいろんなことにも言えることだな、と。
今自分が取り組んでいることや、やろうとしていること、それらに対して“難しそう”とか“大変”と思うと、途端にそこに向けるエネルギーも重くなります。
ですが“できそう♪”、“とにかくやってみよう”
といった気軽さとともに取り組むと、意外とあっさりと進んでいったりもするものなのだと思います。
紗智江さんにとって、今取り組んでいたり、これからやろうとしていることで
“大変そう”とか“難しそう”と感じていることって、どんなことでしょうか。
もしかするとそれは、自分がただ持っているイメージであって、実際は踏み出すと、意外とサクサク運んで行くものなのかもしれませんね^^
コメントを残す