2025-07-25
生と死のあいだ

3月に、慢性硬膜下血腫で意識を失って、術後意識を取り戻してから、死というものがそれまでとは違った感覚で、感じられるようになりました。
それまでのわたしにとって、死とはどこか遠いところにあり、生と死との境には、分厚い壁があるように感じられていました。
ですが、意識を失った時、死が薄い膜一枚隔てたすぐそばにあると感じました。
死と隣り合わせということはこういうことなんだと。
そしてそれは、死にそうになったときだけそうなのではなく、いつも死は生のすぐそばにあるのだと感じるようになりました。
その感覚は今も続いています。
また、意識を失った時に、もうひとつ感じたことがあります。
死ぬことって、楽になることなのだなぁと。
そのように感じてから、死が遠いものではなくなり、あまり気構えるものでもなくなり、それと同時に、生きることに関しての気負いが軽くなったように感じています。
死を身近に感じるようになったことで、生きることが以前より楽になりました。
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今日の内容を、音声でもお話してみました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も、楽しんで味わって過ごしましょうね。
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