2025-07-25

生と死のあいだ

3月に、慢性硬膜下血腫で意識を失って、術後意識を取り戻してから、死というものがそれまでとは違った感覚で、感じられるようになりました。

それまでのわたしにとって、死とはどこか遠いところにあり、生と死との境には、分厚い壁があるように感じられていました。

ですが、意識を失った時、死が薄い膜一枚隔てたすぐそばにあると感じました。

死と隣り合わせということはこういうことなんだと。

そしてそれは、死にそうになったときだけそうなのではなく、いつも死は生のすぐそばにあるのだと感じるようになりました。

その感覚は今も続いています。

また、意識を失った時に、もうひとつ感じたことがあります。

死ぬことって、楽になることなのだなぁと。

そのように感じてから、死が遠いものではなくなり、あまり気構えるものでもなくなり、それと同時に、生きることに関しての気負いが軽くなったように感じています。

死を身近に感じるようになったことで、生きることが以前より楽になりました。

◆Recent Post◆

今日の内容を、音声でもお話してみました。

******

◆8/23神社と神様のお話会◆

******

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も、楽しんで味わって過ごしましょうね。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です