高揚の中の喜びと、安心の中の喜び

最近は、毎日のように山に歩きに行っている。

自宅から山が近いこともあって、少し歩けばたくさんのハイキングコースがあるので、歩くには事欠かない。

木漏れ日や風、いろいろな匂いを感じながら、ひとりで黙々と歩く時間が好き。

だんだんと、心も

しん・・・と、静まり返っていく。

静けさの中から、喜びが、ふつふつとわいてくる。

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喜びには、2種類あるのだと思う。

ひとつは、高揚の中で感じる喜び

もうひとつは、安心の中で感じる喜び。

高揚の中の喜びは、刹那的であるように思う。

追い求めたくなるし、一度体験したら、もっと体験したくなる。

反対に、安心の中の喜びは、追い求める必要がない。

むしろ、追い求めるものを手放したときに、すでにあった豊かさに気づき、安堵する中で湧き出てくる。

それは決して派手ではないし

人の羨望の的になるようなものでもない。

でも、それでいい。

大切なものほど、目には見えにくいし、感じ取るのが難しい。

それを、感じられる自分でいたいし、大切にできる自分でいたいな、と思う。

しあわせはいつも、足元に。