2024-12-24
幸せな思い出
今日は、クリスマスイブですね。
昨晩は今日のためにスポンジケーキを焼いていました。
ケーキを焼いていると、よく子どもの頃を思い出します。
子どもの頃はいつも、料理好きの父親がケーキを焼いてくれていました。
わたしは父の傍で、いつもジーっとその様子を見ていました。
粉をふるう時の音や小麦粉の香り。
共立ての卵がミキサーでふんわりやさしいクリーム色に泡立てられていく様子や、牛乳と溶かしバターが生地に混ぜられていく様子。
バニラエッセンスの香り。
オーブンに入れる前に生地が入った型を落とす音とリズム生クリームが、氷の敷かれたボウルの中で泡立っていく様子。
ひとつひとつの行程を、映像や香りとともに今でも鮮明に思い出します。
きっとよっぽど集中して、見ていたのでしょうね。笑
大人になり結婚して子どもができてからは、ケーキ作りを始めました。
親がケーキを焼いてくれて、お祝い毎にみんなで食べる。
それが幸せな思い出として残っていて、自分も親になったら、子どもたちにケーキを作ることが夢だったからです。
レシピを見ながら、小さい頃の、あのケーキ作りの映像や香りを辿りながら、最初にスポンジが焼けた時、とても感動したのを覚えています。
小さい頃は、目の前でまるで魔法のように出来上がっていき、幸せな気分を運んできてくれるあのケーキを、自分が作ることができるようになったなんて。
今回も無事ふんわり焼き上がり、今日子どもと一緒にデコレーションします。
あなたのクリスマスの幸せな思い出は、何ですか?
******
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵なイブをお過ごしください。
関連記事
コメントを残す