学校に行かない息子
新学期がはじまって今日で3日目ですが、上の息子はまだ1度も学校に行っていません。
ひょうきんで面白く、運動もできて、クラスのMVPでベストオブユニーク賞を取ったりもする彼ですが、一方でとても繊細で人の心の機微に敏感。
期待に応えようと無理してしまうところがあります。
そして自分の考えがはっきりあり、学校に行きたくない時ははっきりと意思表明し、しばらく行かない時期が、小学校時代からあります。
以前のわたしは学校に行かない彼が受け入れられず、気を揉んだりイライラしたりしていた時もありました。
学校を行かないことを容認しつづけるのは、親としてどうなのか?
わたしの育て方がよくなかったのか?
尊重と甘やかしの線引きはどこにあるのか?
こんなに学校に行かなくて今後大丈夫か?
いろんなことに思いを巡らせて悶々としていました。
“行きたくない時は行かなくていい”と、頭では思えるのです。
でも、どうしても心情的に平穏でいられないのです。
その時のわたしはちゃんとした母でなければと思っていたり、わたしは自分の小学校時代どんなに嫌でも毎日通っていたのにと、子どもの頃にがまんして学校に行っていた記憶が蘇り、堂々と休む息子に悶々としたりしていました。
でも今はほとんど、イライラしたり悶々としたりしなくなりました。
学校を休んで好きなことをしている彼も、その彼と一緒にいる私も、お互い機嫌よく過ごしています。
そしてつくづく思うのです。
相手にイライラしている時や、相手が不満な時は、相手に問題があるのではないんだなぁと。
それを許せない何かが自分の中にあり、それが反応して感情的になっているのだと。
なぜ今わたしが彼にイライラしないかというと、わたし自身が普段から、我慢したり、無理したり、勝手に人の責任を背負いこんだり、そういうことをしなくなったからだと思っています。
以前はうっすらと問題だった、息子が時々学校に行かない案件。
今はそれは問題ではなくなり、思い悩むこともなくなりました。
今これを書いているのは夜ですが、お風呂場から彼のご機嫌な歌声が聴こえています。
◆Recent Post◆
福袋企画でお渡ししたメッセージをご了承いただき、YouTubeでもご紹介させていただいています。
おひとりおひとりに心を合わせて受け取りますので、まだの方は今しばらくお待ちくださいませ。
******
******
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日は、今年はじめての対面セッションです。
今日も、味わって楽しんで過ごしましょうね。
コメントを残す