打ち明けることの力
今日は、カウンセリング入門講座を開催していました。
2日目の今日は、相手を理解しようとする時に、どのような前提を持てば、一貫性を保ちながら有用なかかわりができるのか、基本的かつとても大切な部分を一緒に学んでいきました。
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講座の中では、理論技法を学ぶだけでなく、“自分を開示する”ことを大切にしています。
今日は、参加者のみなさんで、それぞれがこれまで出会った困難と、それを乗り越えた体験をシェアする時間を持ちました。
誰にも知られたくなくて、ひた隠しにしてきたこと、人生の汚点のように思っていたこと、“これさえなければ”と思っていたことが、誰しもあると思います。
敢えてそれを、人前で打ち明けるのです。
(それができるよう安心できる場づくりをした上でやります。)
自分のことを開示すること、特に、誰にも話したことのないようなことを人の前で打ち明けることは、勇気のいることですが、それだけに、とても大きな威力があります。
それまでは汚点のようだったり、闇のように感じられていたことが、そこに光が当てられることで、違ったものに変化していきます。
それは浄化のようでもあるなぁと感じます。
わたし自身も今日、みなさんの前で、まだ話したことのなかったことを打ち明けました。
そうすることができ、自分自身との和解がまたひとつ進んだなと感じました。
◆Sachie’s Selection◆
好きなものだけ紹介するこのコーナー、楽しいです♪
今日は、バッハの曲がジャズアレンジされたアルバム、その名も“Play Bach”。
バッハの楽曲は、後世になって、数々のジャズプレイヤーによってアレンジされています。
今日ご紹介するのは、バッハの平均律クラヴィーア曲集を、ジョン・ルイスがアレンジした曲です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
口角を上げて、深呼吸をして。
今週もあなた自身であれますように。