他愛もないおはなし
近所で出会った人と、ちょっとした話をするのが、結構好き。
今朝も山に行くと、そこでよく出会う年配の男性と会い、少しの間一緒に歩きながらお話をしていた。
80歳とは思えない若々しい方で、毎朝頂上まで登っている。
今朝は、いつも朝日を見る展望台に、その方がすでにやってきていて、
わたしがたどり着いてあいさつすると、
「もう、出て来とるよ」
と、朝日の方を指さして教えてくれた。
その方、しばらくお見かけしなかったなと思っていたら、冬の寒い時期は、毎年西表島にある別荘で暮らしているそうな。
謳歌してるなぁ~!
・・・という風に
見かけだけではわからないことが、ちょっとした会話の中からわかって、その人の人生や人柄が垣間見える瞬間が、楽しい。
わたしはというと、その方に
”40には見えんな!もっと若く見える!”
と言われ、朝からご機嫌に。笑
****
この山には、他にもユニークな生き方をしている人が登りに来ていて、ちょくちょく話をする。
春から半年間は山道の掃除を毎日して、残り半年間はキャンピングカーで長旅にでかける人。
お寺の鐘つきを買って出て、毎朝欠かさず同じ時間に鐘をつきにやってくる人
(だから、旅行や出張に行っても必ず日帰りでその日のうちに帰宅することにしているのだそう)。
夜明け前に必ず毎日登り、登頂記録を更新して新聞に載った人。
暗い山では怖い思いもいろいろするらしく、その体験を楽しそうに話してくれる。笑
普通の付き合いの中ではあまり出会わないタイプの人と出会って話し、ほんとに、いろいろな人生があるものだなぁと、思う。
面白いなぁ。
*****
夕方には、自治会の用事で近所の年配の女性のお宅へ。
突然訪れたにもかかわらず、ゆったりニコニコと出迎えてくださって、
「どうぞ入っていって」と
手入れがされた庭に、入らせてもらった。
昔のこのあたりが、どんな風だったか。
庭の植物についてや、以前はここに畑があったこととか、ゆったりおしゃべりして。
木になっていた柚子を、たくさんいただいて帰ってきました。
しあわせはいつも、足元に。
コメントを残す