2024-02-14

文語体の美しさ

神社で伝わってくる意図を受け取り言葉に紡いでいく中で、どうしても現代の言葉の使い方では、その意図が表し切れないというか、取りこぼしてしまうような気がして、もっともっとフィット感のある言葉を使いたいなぁと思って行きついたのが、日本で昔使われていた、文語体。

例えば、文語体にすると

“美しい” は “美しき” となり

“のぼっていく” は “のぼりゆく” となり

何かそこに、口語体(現代の言葉の使い方)には無い、その言葉遣いそのものが醸す雰囲気や精神性があって、その響きに今、とても惹かれています。

そんなわたしに、書道の師範である母がこんな本を送ってくれました。

声に出して読んでみて、その響きの奥行きと美しさに感動しています。

高校生の頃は古文なんて、全く興味なかったのに。笑

こんなことがきっかけで日本の精神に触れられるというのも、嬉しいこと。

気に入った詩歌を暗記するように声に出して読んでいくとすぐに自分のものになるよ、とアドバイスをもらったので、少しずつ馴染んでみようと思います。

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