2024-11-28

抽象的なものを言葉にあらわすには

今朝の朝日。
寒いと空気が澄んで気持ちいいです。

先日、抽象度の高いものをどうやって言語化しているかについて、ご質問いただきました。

それに対して、わたしなりにやってきたことや感じていることを、書いてみようと思います。

抽象度の高いものを言語化する力を磨くにはまず、そのような文章に触れることだと感じます。

では、抽象度の高いものを扱っている文章とは、どんなものになるか。

学問の分野としては、ひとつは哲学になると思います。

わたしはそんなに哲学の素養があるわけではありません。

ですが、哲学者の書いた本を読んでいると、

抽象的な概念をこんなにも言葉にあらわすことができるのか!と

感嘆することがよくありました。

わたしの憧れの哲学者で、中村雄二郎という人がいますが、抽象的な事柄や言葉であらわしにくい事を、鋭くそして綺麗な日本語で棲み分け考察をしていく様に、いつも感動していました。

じゃ、そこに書いてあることを理解できたのか?というと、未だにnoですが(笑)

彼の著書や、他の哲学者の本の数々を繰り返し読んだのは、論考の仕方や言葉の表現のトレーニングになったなと思っています。

さっき本棚からこの本を引っ張り出してきました。

Amazon.co.jp: 臨床の知とは何か (岩波新書) eBook : 中村 雄二郎: Kindleストア

読んでいると面白くなってきて目が冴えそうなので、今日は閉じようと思います(笑)。

また、わたしの好きな本も、少しずつご紹介しますね。

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