小さなモヤモヤに気づく
今年に入ってから、自分のやりたい方向に進んでいっている感覚の一方で、なんとなくモヤモヤした感覚を、折に触れて感じていました。
いろんな場面で、うっすらと、モヤっとしている自分がいるのです。
それまでは取り立てて気にも止まらなかったような出来事だったことも、ここ最近は見過ごせない。
自分の心を丁寧に見ていくことは、時間もエネルギーもかかることですし、丁寧に見ていくと、“本当はこれは嫌だった”とか、“本当はこう感じていた”と、自分が実は感じていたことをごまかしてやり過ごしていたことにも気づくことになります。
そして、本心に気づくと、そこで立ち止まったり方向転換したりすることになるかもしれません。
だから、自分で気づかないふりをしていることも、意外とあるものだなぁと思うのです。
さて、昨日はゆっくり自分のための時間をとり、ノートに向かって思いを書き出してみていました。
モヤっとしたとき、本当は何を感じていたの?
実は、やりたくなかったことは?
本当はどうしたいの?
丁寧に自分と向き合い言葉にしていくと、いろいろと本音が出てきました。
そこで気づいたことは、ちょっとしたところで自分の本音を押し込めて、誰かや何かに同調しようとしていたり、これまでは疑いなく“こうしていこう”と思っていたことと、違った思いが出てきていたり、自分がやっていることややろうとしていることと、今現在の本音が少し食い違っていた部分があったことに気づきました。
“あぁ、そんな風に感じていたんだね”
と、自分の本音にあたたかな関心を向けてよく見てあげられた時に、それまでモヤモヤしていた心がすぅーっと温かくなり、一致感が戻ってきました。
一致感とは、“わたしがわたしである”という感覚です。
こんな風に、感じていることは、刻々と変化している。
ですが、思考の方はいつも、物事を固定化しようとする働きをしますから、“わたしはこう思っているはず”とか、“わたしはこれが幸せなはず”と、自分の中で起こっていることでさえ決めつけてしまっていることがあります。
自分で自分を決めつけることなく、日々感じていることを丁寧に汲み上げ、一致度を高めていく。
そのためには、日々の心の状態への細やかな気づきと丁寧な手入れが大切。
思っていることややろうと思っていたことが、変化したっていい。
ひとつのことにこだわりすぎず、水のように変化に富みながら流れていきたいと思っています。
最近、何を感じていますか?
ほんとうはどんな風に生きていきたいですか?
それでは今日も、自分とともに過ごしましょうね。
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