日本人の精神性

この数日は、「古事記物語」の朗読に没頭しています。
古事記には、色々な神様が登場しては個性豊かなストーリーが展開していくのですが、声に出して読むことが、日本人の内に脈々と流れている精神性のルーツに触れるような体験になっています。
そして、神々のうやうやしさを感じると同時に、お茶目さや親近感、愛おしさも感じ、読みながらなんとも癒されていくような感覚の中にもいます。
最近読んだ中には、ある神様が川に流され、溺れ死にしそうになるのですが、そんな大変な時に“助けてくれ”という内容を流されながら歌うというシーンがありました。
この、とても大変な時にも切迫した危機感をあまり感じさせない、いわばどんな状況をも淡々と描写される様子は、物語の端々に散見されます。
ここに、自分の運命に身を委ねる潔さや気高さといった、日本人の精神性を垣間見るように思います。
また、物語の作者である鈴木三重吉は、夏目漱石の門下生でもあり、その中でも文章の美しさを絶賛された人物だったそう。
古事記物語の朗読は、もうすぐ完成します。
日本神話の世界に親しんでいただけるよう、心をこめて朗読をしていますので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです^^
◆Sachie’s Selection◆
今日は本のご紹介を。
日本近代史家の渡辺京二さん書いた「逝きし世の面影 」。
とても、おすすめの一冊です。
幕末から明治時代にかけて、日本を訪れた外国人たちの日記や記録から、その時代の日本人がどのように彼らの目に映っていたかが、丁寧に編み上げられた大作です。
貧しくても屈託がなく、礼儀正しく親切で、そして何より日常を慈しむ心のゆとりをもっていた様に、読んでいて深い感動を覚え、そこに自分のルーツがあることが嬉しく誇らしくなるような一冊です。
◆Recent Post◆
この冬に体験した“そぎ落とし”と、その先にたどり着いた感覚について、お話してみました。
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◆4/19ヨガ指導者向け心理の勉強会◆
京都市内のお寺にて、ヨガ指導者向けの心理の勉強会をします。
ヨガの指導やセラピーの現場でより磨きをかける視点や方法、直面しやすい課題への対処法を、心理士の視点から実践的具体的にお話します。
現地参加やzoom参加後日アーカイブ視聴もしていただけます(各3000円)。
ご興味ある方は、お気軽にメッセージください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心地よい一日を^^











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