2023-07-19
自分のどんな感情も受け入れる
逆説的なのだけれど
こころを扱う仕事をしている人は、自分のこころの中を素直に感じにくいところって、意外とあると思っています。
過去のわたしが、典型的なそれでした。
クライアントさんを導く立場なのにこんなことで怒ってはいけない、取り乱してはいけない、と、自分の感じていることに素直になれない過去がありました。
でもね。
クライアントさんは、その辺とても敏感で、自分の感情を感じることに頑ななこちらの状態にも結構気づいていたりする。笑
だから、セラピストとして成長したいと思ったときには、どうしても自分自身の中の未消化な部分と向き合わなければならないところがあって
それととことん向き合いくぐり抜けたときに、セラピストとしての腕がぐっと上がったりするという、面白いことも起こる。
わたしはといえば、ある時、自分のどんな面も受け入れると決めたときから、それまで蓋をしていた感情が、いろいろと出てきてね^^
それをとにかく感じてあげるということをはじめて、今もやっています。
それを繰り返していて思うのは、まだまだまだまだ自分の感じることにジャッジをしているんだ、っていうこと。
それに気づき、ゆるし、そのまま感じてあげる。
それを繰り返しています。
感情って、ネガティブな感情であっても、それをそのまま感じている時って意外と苦しくないの。
一番苦しい時ってむしろ、その感情を否定して感じないようにしているときだったりする。
そんな風にして、自分の感情と和解していくプロセスは、奥深く、楽しい。
そしていつもいつも、ゆるしの向こうに安堵と成長が待っている。
ひとのこころに触れるお仕事をしている身としても、生きているいち人間としても、これからもずっと
やっていこうと思っていることです。
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