心の回復に必要なこと

精神的に行き詰った状態や辛い状態から抜け出て回復していこうとするときに、ひとつとても大切なことがあります。

それは、自分を開示すること。

これまで口が裂けても言いたくなかったことや、どうしても言うことができなかったことを、誰かの前で打ち明けたり言葉にしたりすることは、回復へのとても大きなきっかけとなり、力となります。

なぜかというと、心の回復とは、“ゆるし”と深く関係しているから。

人にどうしても言うことができないことがあるということは、自分で許せていない部分があるということ。

それを言葉にしたり、打ち明けたりするということは、“自分はそうでしかない”と、ある意味あきらめる（あきらかにする）ことであり、それは自分自身に対する許しに繋がります。

そして、そのときにはじめて、今のありのままの自分を受け入れる体験にもなります。

本当のところは許しのプロセスに、必ずしも人に打ち明ける過程は必要ありません。

必要なのは、誰かとのやりとりを通してでも、自分自身ひとりで向き合うにしても様々なジャッジメントから離れ、自分自身に対して、ありのままの自分をさらけ出していくこと。

自分で自分のことを、どこまでも受け止めていく態度です。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

口角を上げて、微笑んで。

ふーっとゆっくり息を吐いて、肩の力も抜いて。

今日もゆったり、ゆるやかに行きましょう。