事実と解釈を分けてとらえる
「それ本当?」
起こった出来事に対してネガティブな気分になってしまったときは、事実と解釈をくっつけて受け取ってしまっていることが、とても多いです
(ポジティブな反応をするときも、メカニズムは同じなのですが)。
今日は、そこをどうやって見ていけばいいのかについて、書いてみたいと思います。
例えば、ある日知り合いがすれ違いざまに、こちらのあいさつに返事せず目も合わさず通り過ぎてしまったとします。
このとき、
あいさつに返事せず目を合わさなかった
これは事実ですね。
それに対して
無視された とか 嫌われた
と感じたとしたら、それはその事実に対する解釈になります。
ここで大切なポイントは
人が苦しむのは事実によってではなく、それに対する解釈によってなのだ
ということです。
事実はただニュートラルに、事実としてあるだけ。
それをこちらがいつも解釈をして、一喜一憂しているわけです。
そもそもあいさつに返事がなかったとして、それは本当に無視だったのでしょうか?
本当に嫌われたのでしょうか?
絶対に違うとは言えませんが、そうとも言えないですね^^
例えば、考え事をしていて、そもそもこちらの挨拶に気づいていなかっただけかもしれません。
ですが、わたしたちは
目の前で起こった出来事に対して自分の関心が強ければ強いほど、そのことに関して思い込みが発動しやすくなります。
そして、事実を歪んで解釈し、その解釈がをあたかも事実であるかのように受け取ってしまいます。
いつも自分の解釈を信じこまず
それ、本当かな?
と、問いかける習慣をつけてみてください。
たとえば
「この人は私が気に入らないんだ」
→それ、本当?
「軽くあしらわれた」
→それ、本当?
「無言の圧力をかけられている」
→それ、本当?
「どうせわたしの言う事は聴いてくれない」
→それ、本当?
というように。
そして、できればそれに対して別のとらえ方ができないか、アイディアが出てくるといいですね。
それができたらすでに、思い込みの世界にはまり込んで世界を見ている状態から、少し抜けられている、ということです。
知らず知らずのうちにしてしまっている思い込みから自分を解放してあげると、それだけで楽に自由になれたりするもの^^
それでは、素敵な一日を♪
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